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わんちゃんが早食いをする理由と、潜んでいる3つの危険

こんにちは、ブログ担当のわたなべです。

わんちゃんは、基本的に早食いの子が多いですよね。私が以前飼っていた子も、かなりガツガツごはんを食べるタイプでした。その姿を見るたびに、「美味しそうに食べるな~」と嬉しくなったものです。

しかし、ずっと見ているうちに気付いてしまったんです。「あれ、全然噛んでない!」と。

よく、「食べ物はよく噛んで食べないと消化に悪い」「肥満につながる」と言いますよね。ですので、愛犬の早食いに気付いてしまってからは、ハラハラしながら食事シーンを観察するようになりました。たまに邪魔をして、ゆっくり与えたりもしました…(笑)私のように、わんちゃんの早食いを気にしている方は、意外と多いのではないでしょうか?

ということで今回は、わんちゃんが早食いをする理由と、それに潜む3つの危険についてご紹介させていただきます。

わんちゃんが早食いをする理由は?

  • 元々野生で暮らしていたから

犬は昔、野生で暮らしていました。野生の世界は、いわゆる弱肉強食です。強くあるためには、多くの食糧を確保する必要がありました。また、せっかく手に入れた食糧を横取りされないためにも、すばやく食べる必要がありました。そんな世界で生きていたため、本能的に早食いをしてしまっていたようです。

ちなみに、多頭飼いだとさらに早食いが悪化してしまうそう。なぜなら、取られないように競い合ってしまうから。やはり、野生時の本能が潜在的に残っているのかもしれませんね。

  • そもそも食べ物を噛むことに適した歯ではない

犬の歯を思い浮かべると、鋭利で強靭なイメージですよね。実はその形は、「食べ物をよく噛む」という行為にあまり適していないのです。むしろ、尖った歯で食べ物を引き裂くのに向いており、ある程度の大きさになったらそのまま呑み込んでしまうようです。

  • 消化器官が強力

実は、犬の胃酸は、人間の胃酸以上に強力です。ゆえに、ある程度の大きさのものなら、なんなりと消化できてしまいます。つまり早食いは、“負担のかかるものではない”という意識が、犬にはあるのかもしれません。

早食いに潜む3つの危険

  • 肥満の原因になる

「よく噛まないと太ってしまう」というのは人間の中では常識ですが、実はわんちゃんにとっても早食いは肥満の原因となりうる行為です。

現在のわんちゃんは、室内飼いされている子がほとんど。ゆえに野生の頃ほど運動量は多くありません。むしろ運動不足になっている子も多いのではないでしょうか?それが影響し、せっかく蓄えた食事は、エネルギー消化されることなく蓄積してしまい、肥満となってしまうのです。

適度な運動はもちろんですが、食事スピードを改善させるだけでも、肥満予防につながるのです

  • 消化不良や嘔吐につながる

ドラッグストアやスーパーで簡単に入るドライタイプのフードは、よく噛まないと消化されずに排出されてしまいます。つまり、せっかくの栄養がうまく取り込まれず、消化不良が起きてしまうのです。


消化不良を改善するためにも、早食い防止はオススメです。もしくは、ドライタイプのものを水で柔らかくしたり、ウェットタイプのフードに変えるだけでも、消化不良は防げます。

また、早食いをしてしまうと起こる嘔吐。わんちゃんはもともと嘔吐が多い動物です(おなかが空いたときにもよく吐いちゃったりしますよね…)。だからつい「またか…」と軽視してしまうかもしれませんが、実際は、わんちゃんの体に大きな悪影響を及ぼしているのです。なぜなら、上でも述べたように胃酸が強いから。わんちゃんの胃酸は歯や骨なども溶かしてしまうほど強力なのです。また嘔吐の処理は、飼い主様にとっても一苦労ですよね…。

愛犬のためにも、あなた自身のためにも、早食いの改善は良いことなのです◎

  • 胃拡張・胃捻転の危険

愛犬の身に突如おそう、胃拡張胃捻転。これらに陥る原因のひとつとして挙げられるのが、早食いです。早食いをすると、ごはんと一緒に空気をたくさん呑み込んでしまうことで、胃が拡張してしまうのです。

その状態でさらに過度な運動をしてしまうと、胃捻転におちいります。胃と同時に血管も捻じれてしまうと、空気をうまく循環させることができず、胃に溜まり続けてしまうのです。

実は、私の愛犬も胃拡張・胃捻転を起こしました。そのときの愛犬はとても苦しそうで、私は泣きながら病院にかけこみました。早期発見ができたおかげで、愛犬の命は無事助かりましたが…ほんとうにいつ発症するか分からない病気なので、日ごろから注意が必要です。

※胃拡張・胃捻転は、悪化速度がとてもはやいです。すこしでも処置が手遅れになると、命に関わる危険性がある、恐ろしい病気です。もし軽度でも症状がうかがえた場合は、ただちに動物病院などに連れていきましょう。

 


つい「可愛いな~」と軽視してしまいがちな早食いですが、実はこんなにも危険が潜んでいるのです。

反対に、早食いを改善させることで防げるリスクもたくさん。 すでに早食いが習慣化しているわんちゃんを改善させるには、かなりの期間と根気が必要になってきます。それでも、お互いに長く健康的に生きるために、ぜひ参考にしていただければと思います。

では、どうすれば早食いを解消できるのでしょうか?

その詳しい方法については、他の記事でご紹介させていただきます◎