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愛犬の命にかかわる危険性も?マダニに寄生される原因や対策、駆除法

快適な生活を送るために普段から気を付けなければいけないのが、ダニです。ダニと聞くと、室内にいる印象を抱く方もいると思いますが、ダニの多くは外で繁殖しています。しっかりと対策をすれば、寄生を防ぐことができるのです!

ということで今回は、ダニが寄生する原因から対策方法、さらに万が一ダニに噛まれてしまったときの対処法についてもご紹介いたします。


マダニの特徴

わんちゃんに寄生しやすく、かついちばん厄介なのがマダニです。

マダニは硬い外皮を持っている節足動物で、大きさは全長約3~4㎜程度です。しかし、吸血をすると約200倍にも大きく膨らみ、500円玉ほどまで肥大化する場合もあります。種類によっては1~2週間もの長い時間をかけて吸血するものもあり、1度噛みつくと吸血が終わるまで離れません。

マダニは、目で見ることができる大きさですが、最初はイボと勘違いしてしまう飼い主様も多いため、意外と早期発見は難しいです。


マダニの繫殖時期

マダニは5~10月に多く生息しており、25~30℃を適温としています。そのため春から秋は特に注意が必要です。

…といいつつ実は、マダニは年中注意しなければいけない寄生虫です。なぜなら、湿気を好む寄生虫だからです。冬でも暖房が効いた湿度の高い室内では繫殖がしやすいため、対策が必要となってきます。


マダニが寄生する原因

  • お散歩で持ち帰ってしまう

マダニは基本的に、草むらに多く生息しています。その付近をお散歩すると、身体につけたまま持ち帰ってしまいます。

「それなら草むら以外でお散歩をすればいいのでは?」と思った方も多いでしょう。ですが実は、草むら以外の場所でもマダニを持ち帰ってしまうことが多々あります。なぜなら、マダニには強力なジャンプ力があるからです!ある程度距離があったとしても飛びつかれてしまう可能性があるのです…。


  • 部屋の掃除が行き届いていない

マダニはほこりのある場所を好むため、掃除が行き届いていないと活発化し、繁殖してしまいます。寝具には特に髪の毛やフケなどもついているので、マダニが生息しやすい環境と言えます。


マダニによって起きる症状

  • アレルギー性皮膚炎によるかゆみや炎症

マダニは、吸血と同時に唾液を排出します。それがわんちゃんの体内に入り込むことで、アレルギー性皮膚炎が起き、強烈なかゆみに襲われてしまいます。


  • 貧血

先ほども述べたように、マダニは長い時間をかけて吸血行動をします。その際かなり多くの血を吸われてしまうため、貧血を起こしてしまうわんちゃんも多いです。


  • 感染症を引き起こすことも…

マダニに噛まれることにより、感染症が引き起こされる可能性があります。その感染症は、わんちゃんからわんちゃんにうつるだけではなく、わんちゃんから人間にもうつるものもあります。代表的な感染症はバベシア症ライム病などです。バベシア症は貧血や発熱、食欲不振など。ライム病は発熱や痙攣、歩行異常などが主な症状として挙げられます。その他にも重症熱性血小板減少症候群SFTS)という死亡例のある病気も存在します。


マダニを寄せ付けないための対策

  • 部屋の掃除や洗濯

先ほども述べたように、マダニは掃除の行き届いていない場所を好みます。つまり、綺麗な場所では繫殖しづらいということです!だからこそ、こまめに掃除をして清潔な環境を整えましょう。

わんちゃんの寝具や洋服などをこまめに洗濯するのも、お忘れなく。


  • 予防薬を使用する

最近はほとんどの飼い主様が取り入れはじめている予防薬。マダニは早期発見が難しいため、予防薬を使うことで事前にマダニが寄らないように対策することが大事です。効果や持続期間は種類によって異なるため、わんちゃんに合った予防薬を選びましょう。

ただし、場合によっては副作用が起こる可能性もあるため、獣医師さんに相談してから使用するようにしましょう。


  • 虫よけグッズを利用する

最近は、ノミやダニを寄せ付けないための首輪や、被毛にかけるタイプの虫よけスプレーなどが売られています。100%マダニを予防することはできないかもしれませんが、高い予防効果が期待できます。

お散歩や、ちょっとしたアウトドアをするときは、虫よけグッズの活用してみてはいかがでしょうか?


わんちゃんにマダニが寄生してしまったときの対処法

  • 無理やり剥がそうとするのはNG

マダニを見つけると、「一刻も早くマダニを取ってあげなければ…!」と慌ててしまう飼い主様は多いです。しかし、それは間違った対処法です。ピンセットなどでつまんで無理やり剥がそうとすると、身体がちぎれて頭部だけが皮膚に残り、完全な除去が難しくなってしまいます。さらに、残った頭部をそのままにすると、化膿の原因にもなります。


  • 発見したら、速やかに動物病院を受診する

もしマダニの寄生がわかった場合は、動物病院に連れて行くのが1番です。診断を受け、適切な駆除薬でマダニを取り除いてもらいましょう。


  • マダニ取りシャンプーは応急処置に

「すぐに病院に連れて行けない…」という方は、応急処置としてマダニ取りシャンプーを活用しましょう。ただし、あくまでも応急処置として取り入れるべきです。ある程度の効果はありますが、すべてのマダニを駆除できる保証はありません

しっかりとマダニを駆除したいならば、やはり動物病院を受診するのが確実でしょう。