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わんちゃんのはじめての手作りごはん!始めるための心得や準備は?

手作りごはんと聞くと、ちょっとハードルが高い気がしてしまう方も多いのではないでしょうか。たしかに、市販のフードを与えるのに比べると手間がかかりますし、注意することもあります。

しかし、器具をそろえることで手間は格段に少なくなりますし、わんちゃんの身体に合う食事を知るきっかけにもなります。

ということで今回は、これから手作りごはんに初挑戦するあなたに、覚えていただきたい心得から準備、さらにはオススメ料理器具などをご紹介いたします◎


手作りごはんの心得とは?

  • 大切な家族がずっと健康で楽しく過ごすために

手作りごはんはわんちゃんのその日の体調や運動量などに合わせたごはんを作ることができ、健康管理がしっかりできます。また、健康以外にも手作りごはんでわんちゃんとコミュニケーションが取れることも、とても魅力的です。飼い主様もわんちゃんが幸せそうに食べる姿を見れますし、わんちゃんも食べる楽しみや幸せな時間が増えるのは嬉しいですね


  • 気楽に楽しくやっていきましょう

人間と同じでわんちゃんも毎日ごはんを食べ、体は食べたものでできています。一方で、毎日食べるものを完璧にしないといけないと考え過ぎてしまうと、続けていくのが負担なってしまいます。わんちゃんにおいしい手作りごはんを与え続けるためには、無理しないで気楽にやっていくのがいいです。飼い主様のペースで大丈夫ですよ!


手作りごはんを始める前の準備

 

いざ手作り食を始めようと思ったら、何からやり始めたらいいでしょうか?食材や調理器具はもちろん、調べておいた方がいいことも紹介します。


  • 食材

食材は飼い主様がいつも買っているスーパーにあるもので十分です。新鮮なものを選んであげましょう。初めは食材を茹でたりして作れる簡単なものから始めてみると良いと思います。

また、わんちゃんに与えてはいけない食材(ネギ類・チョコレート・ぶどうなど)は必ず把握しておく必要があります。


  • 基本的な調理器具

飼い主様がいつも料理をするときに使っているお鍋やフライパンを使いましょう。わざわざわんちゃん専用に準備する必要はありません。食材は茹でる・煮る・焼くなどの調理法がありますが、飼い主様のごはんの準備と同じようなやり方で大丈夫です。


  • ごはんの量を調べる

わんちゃんの手作りごはんを作るのに、1番迷うのがごはんの量だと思います。量はわんちゃんによって全く変わってくるので、計算式を使って目安量を計算してみましょう。インターネットなどで愛犬の情報を入力すると自動計算してくれるシステムもあるので、活用してみると便利ですよ!

◎計算方法(電卓だと簡単です)
●わんちゃんの安静時エネルギー必要量(RER)を計算(安静時とは、健常なわんちゃんが常温環境でリラックスして休んでいる状態のこと)
70×(体重kg)の0.75乗

例:体重4kgのシニアのわんちゃんの場合
①4を三乗する
4×4×4=64
②64が表示されると、電卓の√を2回押す。 2.828…
③その値に70をかける
70×2.828=197.9…
なので、体重4kgのRERは約198kcal/日となります。


●わんちゃんの1日の必要エネルギー量(DER)を計算

DER=RER×活動係数(活動係数とはその子の年齢や生活環境などによって違います)
以下を参考にして当てはめてください。

・成犬・シニア犬
避妊・去勢していないわんちゃん…1.8
避妊・去勢しているわんちゃん…1.6
肥満傾向/シニアのわんちゃん…1.4

・妊娠中のわんちゃん
(1~4週目まで)…2.0
(5~6週目まで)…2.5
(7~8週目まで)…3.0
・授乳中のわんちゃん…4.0~8.0
・パピーのわんちゃん
(離乳期~3ヶ月)…3.0
(5ヶ月~9ヶ月)…2.5
(10ヶ月~1歳まで)…2.0

例のわんちゃんはシニアなので、198×1.4=277.2
したがって、1日の必要エネルギー量は277kcalとなります。

また、一般的な食材の分量は、肉(1):野菜(1):炭水化物(0.3~0.5)です。これはあくまでも目安なので、わんちゃんの年齢や健康状態によって調整することがとても大切です。目安量を与えていても体重の変化やうんちの状態など、わんちゃんの様子はいつも観察してあげてくださいね。


あると便利な器具

基本な調理器具の他にも、あると便利なものを紹介します。もし便利かもと思ったら、ぜひ準備してみてはどうでしょうか?手作りごはんのレパートリーも増えますよ!


  • すりおろし器

野菜の消化が苦手なわんちゃんには、すりおろしてあげると腸への負担が軽減されます。りんごなども皮ごとすりおろしてあげると食べやすいです。

すりおろし器は飼い主様が普段料理で使っているものや、100円均一で売られているもので良いと思います。使いやすいものを選んでください。


  • すり鉢、めん棒

茹でた野菜やお肉を、わんちゃんの好みによってすりつぶすことができます。お肉はすりつぶすとお肉同士がくっついてまとまりやすくなるので、飼い主様も与えやすくなります。錠剤の薬をつぶして粉末にするのにも使えます。

すり鉢は大きすぎると場所を取りますし洗うのも大変なので、手のひらサイズの大きさのもので十分使えます。材質も色々ありますが、すりやすい陶器がおすすめです!


  • フードプロセッサー

決して安いものではありませんが、あると便利でとても素晴らしい機械です。何種類もの食材を一緒に入れるだけで簡単に細かくしてくれるので、手間がかかりません。フードプロセッサーを使えば私みたいな不器用な方でも、簡単に手作りごはんができます(笑)

フードプロセッサーは色んな種類のものがありますが、飼い主様の料理時にも使えるものなので、ご家庭に合う大きさや使い方で選ぶと良いと思います。

他にもいろいろ便利なものがたくさんありますので、飼い主様に合ったものを見つけて使ってみてほしいと思います。最近では本やインターネットでもわんちゃんの手作りごはんについて調べられるようになってきており、様々なやり方で工夫されています。とても勉強になるので、一度覗いてみてくださいね!

●ライター:yuchimama
動物栄養管理士の資格を所有
●編集:うしすけチーム