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パピーのわんちゃんが健康で美味しく食べるための手作りごはん!

わんちゃんの手作りごはんの中でも、特に慎重にしてほしいのがパピーです。パピーの時は環境の変化にとても敏感になり、食事によっても体調を崩す原因になってしまうことがあります。

パピーがおいしく安全な手作りごはんを食べるために、おすすめの食材や加工方法をご紹介いたします。


パピーとは

子犬のことを英語でpuppy(パピー)と呼びます。だいたい一般的には生まれてから1歳までのことを言いますが、わんちゃんの犬種や体の大きさによってパピーの時期が微妙に異なります。

・超小型犬、小型犬…約10ヶ月
・中型犬…約12ヶ月
・大型犬…約18ヶ月


パピーのためのおすすめ食材とは?

  • 消化の良いもの

パピーの時は、健康な体の基礎作りや体を大きくするために、様々な栄養素を必要とします。しかし、消化不良を起こしてしまうと、栄養のバランスが崩れて健康面に悪影響が出てしまいます。必要な栄養素は胃腸が健康でないと取り込むことができないので、日常から消化の良いごはんを食べることで、消化不良を起こしにくい体質を作ってあげましょう。


  • 茹でた野菜

キャベツ、ブロッコリー
(食物繊維やビタミンCが豊富です。免疫力を高める効果もありますよ)
にんじん
(βカロチンを多く含んでいるので、体の酸化を防ぎます)
さつまいも
(ビタミン群がバランス良く入っていて、腹持ちも良く、皮ごと食べることができます)


  • 犬用ミルク、ヤギミルク

犬用ミルクヤギミルクは栄養価が高く消化吸収が良いので、離乳して間もないときなどに、食材にプラスして与えるのがおすすめです。ドライフードをふやかすことにも使えるので、とても便利です。


  • 鶏のささみ、白身魚

鶏のささみ白身魚は脂肪分が少ないため、消化が早く胃腸に負担がかかりません。ただし、ささみにはリンが多く含まれているので過剰摂取による腎不全にならないように与えすぎには注意が必要です


  • 豆腐、おから

パピーの時は体の成長のために特に良質なタンパク質を必要とします。豆腐おからはタンパク質が豊富なので、パピーにとっても良い食材です。ただ、大豆アレルギーがある場合や、大豆の耐性をもっていない犬種(アイリッシュセターやシベリアンハスキーなど)は、与えるのは避けましょう


食材の加工方法のいろいろ

パピーの手作りごはんを作るときに、食材をどのように加工するのがいいのでしょうか?適切な加工方法をして、おいしく安全に食べさせてあげましょう。


  • 食材は口に合う大きさにカット

パピーは口が小さいので、1口の大きさに合うように食材をカットしましょう。口の大きさに合わないサイズを食べると消化不良の原因になり、下痢嘔吐を引き起こしてしまう可能性があります。また、喉や食道に食材が詰まってしまう危険性もあるので、食材は小さめにしてあげましょう。食材のサイズが大きく食べにくいことで、食欲がなくなることもあるんです


  • 加熱調理

パピーに手作りごはんを作る場合は、基本的に加熱調理をしてあげましょう。特に肉類は注意が必要で、生のままだと寄生虫や細菌などが原因で体調を崩してしまうことがあります。また、加熱調理後はとても熱い状態なので、十分に冷ましてあげてください。ほんのり温かい人肌ぐらいがちょうど良く、食欲もぐんと増しますよ!

調理方法としては、茹でる・煮る・焼くなどがあります。


  • 味付け

味付けは基本的にはしなくて大丈夫です。人間とわんちゃんでは味覚が違うのと、人間の使う調味料はわんちゃんにとって毒になる場合があります。素材のみの味付けで十分おいしく食べてくれます。


  • 食材の茹でた汁を使う

ささみや野菜を加工して茹でた後の汁も、手作りごはんにとても便利です。茹で汁をスープのように少しかけてあげると風味も良くなり、水分が多いのでとても食べやすくなります。また茹で汁にも栄養がたくさんつまっていて、水分補給にもなるのでおすすめですよ!


どのような食感のものがいいの?

パピーといっても離乳が終わる頃には乳歯が生えて、弱いですが噛む力もあります。ですが、形のあるものをしっかり噛むことはまだ難しいです。パピーにとってどんな食感のものがいいのでしょうか?

パピーの口の大きさに合わせて食材をカットするので、細かく切るぐらいがちょうど良いと思います。食感は形として少しある程度ですが、パピーとしては食べやすいです。


  • すりつぶす、ペースト状にする

すりつぶすのにすり鉢やめん棒などが必要になりますが、離乳して間もないパピーには食べやすくておすすめです。すりつぶすための食材は、つぶしやすくするためによく茹でる必要があります。

調理をするのにはちょっと手間がかかりますが、そんなときに便利なのが、フードプロセッサーです!フードプロセッサーとは、大きなカッターがパワフルに回転して、食材を刻んだり混ぜたりすることができる調理家電です。野菜をみじん切りや千切りにしたり、お肉をミンチにもできるので料理の下ごしらえとして使うのにとても便利です。何種類もの食材をまとめて使うこともできるので、ぜひ試してみてくださいね!


注意する点

  • ごはんの切り替えの時期

パピーがお家に初めてきた日から、すぐ手作りごはんを与えるのはオススメしません。冒頭でお伝えしましたが、パピーは環境の変化にとても敏感です。初めは以前まで食べていたごはんを与え、少しずつ時間をかけて手作りごはんに切り替える必要があります。だいたい2週間ぐらいかけて切り替えるようにしましょう。


  • アレルギーの有無

食材によっては、アレルギー反応(皮膚のかゆみ、下痢、嘔吐など)を起こす場合もあります。アレルギーの症状が出たら、食事を見直してみましょう。動物病院ではアレルギー検査も行っているので、一度相談してみるのも良いと思います。



パピーの時期は特によく食べ、よく遊び、よく寝て成長していくものです。わんちゃんにとって毎日のごはんはとても大切なので、愛情たっぷりの手作りごはんで絆をもっと深くしてみてはいかがでしょうか?

●ライター:yuchimama
動物栄養管理士の資格を所有
●編集:うしすけチーム