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先住犬との信頼関係を築いて保護犬をお迎えしよう!

最近、保護犬をお迎えする飼い主様が増えてきました。全く初めて迎え入れる方や、先住犬を亡くされたのがキッカケで迎え入れる方など、飼い主様の状況もさまざまです。現在わんちゃんが家族にいて、その子のパートナーとして保護犬をお迎えしたいとお考えの飼い主様も多くいらっしゃるようです。

かくいう筆者宅も、先住犬はペットショップでお迎えし、その子のパートナーとしてお迎えしたのが保護犬です。今回は、多頭飼いに保護犬をお迎えするときの先住犬の心のケアを、自身の経験も含めてお話させていただきます


先住犬と心の距離を縮めよう

保護犬をお迎えするためには、わんちゃんが安心できる環境作りが大切です。ベッドや食器を用意するなどの物理的なものはもちろんですが、何よりも飼い主様と先住犬との関係が良好であることが不可欠!心が傷ついている子が多い保護犬、愛情あふれる温かい環境が必要なのです。


心の距離が縮まると関係性が深まる

飼い主様とわんちゃんの関係が良好というのは、お互いの心の距離が縮まり信頼し合えている状態。ぜひとも保護犬をお迎えする前に、先住犬との心の距離を縮めておきたいものです。


どうすれば心の距離は縮まるの?

それでは、どのようにすればわんちゃんとの心の距離が縮まるのでしょうか。詳しく解説していきます。


  • 日常的に話しかけてコミュニケーション!

わんちゃんと会話する…といっても、実際にわんちゃんが言葉を話すわけではありません。わんちゃんは、人の4歳と同等レベルの知能を持っていると言われています。飼い主様の言葉を全て理解していなくても、どういうニュアンスのことを話しているのかは分かっているようです

朝の「おはよう」や、ご飯前の「お腹空いた?ご飯にしようか。」といったシンプルな会話でOK!わんちゃんは話しかけてもらうことで、飼い主様が自分に関心を持ってくれている!と喜びを感じます。

日常的に会話を続けていくと、わんちゃんの方からアイコンタクトを取ってくれるようになります。一般的にわんちゃんにとって目を合わすことは敵対心の表れといわれますが、この場合は敬愛もしくは飼い主様に何か訴えている状態です。

アイコンタクトは信頼してくれている証。心理的に飼い主様に寄り添ってくれています。


  • わんちゃんの表情やカーミングシグナルに気付いてあげよう

わんちゃんに対して、一方的なコミュニケーションの押しつけはあまり良くありません。わんちゃんは感情がある知的な生き物。時には一人で過ごしたいときもあります。コミュニケーションをとるときは、必ずわんちゃんのご機嫌を伺いましょう。

そんなときに覚えておくといいのが、カーミングシグナルです。わんちゃんが身体を使って相手に感情を伝えることを言い、しっぽを振る行為やあくびなどが代表的なカーミングシグナルです。

わんちゃんが構ってほしくないときには、距離を置いて見守っておくことも思いやりです。今わんちゃんがどうしてほしいのか」をきちんと見分けることで、自分の気持ちを理解してくれる飼い主様のことをより信頼してくれるキッカケになります


  • お互いが理解し合える仲に

わんちゃんに話しかけるようになると、アイコンタクトで自分の意志を伝えようとすることがあります

筆者のわんちゃんの場合、アイコンタクトを取ってきた子が庭に出るドアの方を見るので「外に出たいの?」というと、しっぽを振って表情がパッと明るくなりました。自分の思っていることをご主人が理解してくれた!と喜んだように見えて、心の距離が近づいたように感じた一瞬でした。


いきなりはNG!先住犬も心の準備が必要

先住犬と信頼関係が築けたといっても、いきなり保護犬をお迎えすることはNGです。どんな子でも、突然見知らぬわんちゃんが家へ来ると驚きます。

中には、侵入者がやって来た!と捉えて攻撃するわんちゃんもいるかもしれません。先住犬にも心の準備が必要です。


  • 保護犬のわんちゃんをお迎えすることを伝える

家に新しいわんちゃんが来るということは、先住犬にとってセンセーショナルなこと!中には社交的で優しくウェルカムのわんちゃんもいますが、今までのマイペースな生活が一気に変わるのですから、かなり大きな変化です。

保護犬をお迎えすることが決まったときは、事前に先住犬にも伝えてあげましょう。普段からコミュニケーションが取れていれば、飼い主様の会話にきっと耳を傾けてくれることでしょう。


  • お迎えの準備を先住わんちゃんに見せよう

保護犬をお迎えすることが決まれば、サークルやベッド、首輪などが必要になります。それらの準備は、ぜひ先住わんちゃんに見せてあげましょう。飼い主様がいつもと違うことをしていたら「何?」と興味津々!好奇心たっぷりでクンクン匂いを嗅いだりするでしょう!

筆者のケースは、先住犬がしっかり者の気質なので、お迎えするわんちゃんよりも上の立場になるだろうと予想されました。そこで「新しいわんちゃんを一緒にお世話しようねえ」と話しかけながら準備をしたら、これは何かある!と察知してくれたようでしたよ。



今回は先住犬の心のケアのお話をさせていただきました。お迎え前から先住わんちゃんと信頼関係を築いておくことは、後住犬にとってもプラス。「このお家に来て良かった!」と思ってもらいましょう!

●ライター:子安知保
●編集:うしすけチーム