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わんちゃんがクーンと鳴いている時の気持ちは?理由と対応を解説

わんちゃんが「クーン」と甘えるような声で鳴かれたら、「どうしたの?」と駆け寄りたくなりますよね。一方で、

「鳴き癖にならないかな?」
「不安そうだけど、どうしてあげたらいいんだろう?」

など、対応に戸惑っている飼い主様もいるのではないでしょうか?

わんちゃんの「クーン」という鳴き声にはいろいろな理由がありますが、対応のポイントは2つあります。 こちらの記事では、わんちゃんの気持ちを理解し、状況に合った対応の仕方ができるようにアドバイスしていきます。


「クーン」と鳴いているときのわんちゃんの気持ち

わんちゃんが「クーン」と鳴いているときの気持ちは、大きく分けると“甘えや要求”を訴えているときと“不安や恐怖”を感じているときです。


  • 甘えや要求

わんちゃんがひとりで別室にいて寂しくて甘えたいときや、何かを要求するとき、「クーン」と甘えるような声で鳴いて訴えることがあります。

例えば、「そろそろお散歩の時間でしょ、お散歩行きたいよ!」と飼い主様にすがるように甘えてくるわんちゃんは多いですよね。ケージを使用しているお宅なら「ケージから出たい!」など、要求の内容はわんちゃんの好みや性格によってさまざまです。


  • 不安や恐怖

不安や恐怖を感じているときにも、わんちゃんは「クーン」と鳴くことがあります。特に初めて来た場所、病院など嫌な経験をした場所、来客など、環境が要因となり不安を抱くわんちゃんはとても多いです。雷など、普段と違う状況に陥ったときも、恐怖で鳴くことが多いです。

マイナス感情の時、クーンと鳴きながら身体を小さく縮める、しっぽを後ろ足の間に挟んで不安そうな姿もよく見かけます。部屋の隅や物かげ、ハウスに逃げ込んだり、飼い主様にピッタリ寄り添ったりする子もいます。怖がり方も、わんちゃんそれぞれです。


飼い主様がすべき対応のポイント

その1:馴れてもらうこと


人は忙しく、わんちゃんと常に一緒にいてあげられないし、要求にすべて応えてあげることはなかなかできません。そのため、ひとりでいることや要求に応えてもらえない時もあるということに馴れてもらう必要があります

また、何かに怖がっているわんちゃんの場合も、ストレスをかけない程度で、その怖がる対象に慣れてもらう必要があります。

ただし、怖がっているわんちゃんに対して、○○のような子になってほしいという飼い主様の気持ちから、無理に慣れさせようとする場面も見かけます。怖がっているものを本当に慣れさせる必要があるのか考えることが大切です。その子の個性と受け止めて、なんとかしようとし過ぎないことも大切なことです。


その2:構い過ぎないこと


「クーン」と甘えるよな鳴き声は、わんちゃんの他の鳴き声よりも気になりますよね。心配になる鳴き声で、なんとかしてあげたくなり、つい構ってしまいたくなります。

しかし、鳴くからと言ってその都度わんちゃんに近づき構い過ぎると、鳴き癖がついたり、要求に応えてくれることが当然と勘違いしてわがままなわんちゃんになってしまうかもしれません


よくある状況の対応方法を知ろう

ここからは、わんちゃんがよく「クーン」と鳴く時の状況別に、対応方法をご紹介いたします!上でお話したポイントも片隅に、ぜひ読んでみてくださいね◎


  • 別の部屋にいて飼い主様を呼んでいるとき

別の部屋で飼い主様が用事をしているときに「クーン」とわんちゃんが鳴いて飼い主様を呼ぶときは、反応しないことです。様子を見に行きたくなると思いますが、我慢しましょう。

鳴いているときは近づかず、鳴き止んで落ち着いたら、わんちゃんに近づき甘えを満たしてあげます。「必ず傍に戻ってくるよ。だから安心して」と伝えてあげましょう。

ひとりでいることに慣れさせるには、少しずつひとりでいる時間を延ばしましょう。わんちゃんが集中できるオモチャなどを使うと◎


  • なにか要求しているとき

遊んでほしい、構って欲しいと要求して鳴いているときも、鳴き止むまで反応しないようにしましょう。ここで大切なことは、わんちゃんの要求にすぐ応えないことです。

鳴き止んで落ち着いたら、わんちゃんの要求に可能な限り応えてあげることで、「騒がなくても、ママ(パパ)はちゃんと応えてくれる」と理解してもらいましょう

更に、退屈させない工夫として、ご飯やお散歩などの時間をきっちり決めないようにするとなお良いでしょう。時間を決めてしまうと、わんちゃんが時間を覚えてしまい、鳴いて要求するようになるからです。


  • 怖がっているとき

わんちゃんがなにかを怖がって「クーン」と鳴いているとき、避けられるものなら避けてあげます。慣れさせたい場合は、少しずつ距離を縮めたり、時間を延ばしたりして徐々に慣れさせてあげましょう。

注意点として、強引に慣れさせようとすることはNGです。やりがちな間違った方法が、わんちゃんが怖がっているものに直接向き合わせて「ほら大丈夫だよ。怖くないよ」と言って強引に慣れさせようとすることです。悪循環ですので、絶対にしないでください。なおさら怖がるようになったり、トラウマになったりする可能性があります。また、わんちゃんが飼い主様に不信感をもってしまい信頼関係に溝ができるかもしれません…


わんちゃんと良い関係を築くために

わんちゃんがひとりでいることに慣れていなかったり、飼い主様がわんちゃんに構い過ぎていると…飼い主様に対してわんちゃんが必要以上に依存的になり分離不安になりやすいです。分離不安になると、物の破壊や自傷行為などの問題行動をするようになります。

わんちゃんの良い精神状態を保つためにも、程よい距離感がとても大切になってきます。近過ぎず遠過ぎず、程よい距離感を築くには、ポイントでもお話したように慣れてもらうことと構い過ぎないことを心がけましょう◎

●ライター:仲平 みつき
●編集:うしすけチーム